08

早朝、まだ、日が昇らないうちに僕らは外に出た。
まだ静かな町を二人で歩いた。
『引取りを拒否された?』
僕は昨晩の僕らのやり取りを思い返していた。
『うん…なんか、やたらと慌ててた』
『怪しいですね…パロムが心配です』
『僕も心配だよ。とりあえず、様子だけでも早朝見に行かない?』
『…そうですね。私も、パロムに会いたいですし』
忍び込むことにはなるが、シュベルツはさほど反対しなかった。
それほどまでに、パロムの主人の弟の行いは見て許せるものではなかった。
今、パロムはどうしているのか…それすらも、分からない。
僕は、一軒の家の前で足を止めた。


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