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僕は、夢の中を彷徨っていた。
その手段はそれぞれ違うけれど、人が次々死んでゆく夢だった。
こんなものを見せられて、平気でいられるほど僕は強くない。
そして、やがて僕は自分が机に向かっているイメージに辿り着いた。
五線紙が、目の前にある。
真っ白な五線紙。
僕はペンを取り、頭の中の音を書いていく。
けれど、そのペンの跡は、さらさらと消えていく。
(え…)
僕は焦って頭の中の音を探す。
書きとめなくては。
けれど、消えていく。
書いても書いても消えていく。
(そんな…)
気がつくと、頭の中からも音が消えていた。
さっきまで確かにそこにあったはずなのに。
(シュベルツ…シュベルツ!)
シュベルツなら僕の歌を歌ってくれる。
そこにあると思わせてくれる。
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